正社員で働くメリット

一番のメリットは定年まで働ける可能性があること

工場で働く場合の雇用形態は、正社員、契約社員、期間工、パート、アルバイト、嘱託社員、派遣社員などさまざまです。そのうち、正社員とそれ以外では決定的な違いがあります。有期雇用契約か、雇用期間があらかじめ定められていないかの違いです。雇用期間があらかじめ定められていないというと不安定なようですが実は逆なのです。会社の経営が破綻した、あるいは従業員が不祥事などを起こしたというようなことがない限り従業員は、希望すれば定年まで雇用されることが可能なのです。

有期雇用契約だと定められたその期間でしか働くことができません。期間工はその典型的な例です。正社員は雇用期間があらかじめ定められていません。つまり雇用が安定しているのです。雇用が安定していると安心して働くことができますよね。もちろんパートやアルバイトでも長期間雇用されるケースがありますが、正社員ほど安定していません。

その他の待遇面でも有利な正社員

その他にも正社員には、さまざまなメリットがあります。報酬面では昇給や昇格があります。賞与の支給もありますし、退職金が支給されるところもあるのです。退職金の額は勤務年数に応じて支給され、定年まで勤めれば当然最大の金額になります。家族手当や住宅手当などの手当が支給されます。健康保険や厚生年金にも加入可能です。厚生年金に加入すれば、その分が年金額に反映されるので、リタイア後に支給される年金額が増えます。これらのことは、パートやアルバイトでも適用されるケースがありますが、支給される額などは正社員ほど多くはありません。また、パートやアルバイトが健康保険や厚生年金に加入するには一定の要件が必要ですが、正社員は無条件で加入できます。

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